こんにちは。50代副料理長です。
今朝も5時に起きて、静かなキッチンで自分専用のコーヒーを淹れました。職場では何百人分の料理を管理していますが、車中泊の夜だけは、自分のためだけに作る小さな一皿が何よりの贅沢。
最近は「車内での火気厳禁」がマナーになりつつありますが、そうなると大事なのが「電気調理」の選び方です。今回は、私が実際に使ってみて「これこそが車中飯の正解だ」と確信した3つのアイテムを、仲の良い同僚に教える感覚で紹介しますね。
1. 熱源の革命:ドリテックのIH「ミニチュラ」
車中泊の熱源といえば、昔はカセットコンロが主流でしたが、今はこれ。ドリテックの「ミニチュラ」というIHコンロです。
これが本当に優秀で、大きさが普通のIHの3分の2くらい、約19cmの正方形の形をしています。カゴにすっぽり収まるサイズ感が最高。
以前はホットプレートを使っていましたが、あれは一定の温度(240度)を超えると安全装置で火力が落ちてしまうのが難点でした。パスタを茹でようとしても、お湯の温度が下がっちゃうんですよね。
でも、このミニチュラは100Wから800Wまで火力調整が可能。
車中泊では、使用する他の機材や持っているポータブル電源の容量に合わせた選択が大切ですが、標準の600W設定なら、私の愛用しているミドル級のポータブル電源でも余裕で動きます。
ガスを使わないから安全だし、火力が安定している。料理人として「計算通りに熱が入る」というのは、車内調理でも譲れないポイントなんです。
現在、メーカーでは販売を終了しているようですが、アマゾンなどで代替えのヒーターが手に入るようですので、気になる方は是非チェックしてみて下さい。
2. 賢く揃える:ダイソーのフライパンと雪平鍋
次に調理器具ですが、これは高級なブランド品である必要はありません。私が辿り着いたのは、ダイソーの500円フライパン(20cm)と、Amazonで見つけたIH対応の雪平鍋(16cm)の組み合わせです。
この20cmというサイズが、軽自動車の限られたスペースには絶妙。そして雪平鍋の方は、注ぎ口が付いているのがミソです。これでお湯を沸かせば、そのままコーヒーのドリップポット代わりにもなる。わざわざ専用のケトルを積まなくていいから、荷物が減って助かります。
さらに裏技として、ダイソーの「シリコン縁のガラス蓋」を持っておいてください。
これ一つで16cmから20cmまで対応できるので、鍋にもフライパンにも使い回せます。限られた収納でやりくりする日曜大工的な工夫、こういうのが楽しくて仕方ないんです。
3. 安定の相棒:1.5合炊きのマイコン式炊飯器
最後は、もう何度も紹介している1.5合炊きの炊飯器。私はメルカリで安く手に入れましたが、アイリスオーヤマなどから3,000円程度で出ているもので十分です。
家庭用の高級炊飯器は電力を食いますが、これは「マイコン式」で消費電力が200W程度。これならポータブル電源への負担も少ない。無洗米さえあれば、スイッチ一つで30分後にはホカホカのご飯が炊けます。
「鍋でも炊けるでしょ?」と言われそうですが、炊飯器の良さは「ほったらかし」にできること。ご飯を炊いている間にIHでおかずを作れる。この効率の良さは、忙しい厨房で働く人間にとっては何よりの美徳です。
おまけ:IHとポット、どっちが早いの?
気になるお湯の沸騰スピードを実験してみました。500mlの水を、IH(600W)と低電力ポットで同時に沸かしてみたところ、結果は約4分でほぼ同時。
これ、実はすごいことなんです。以前のホットプレートだと15分くらいかかっていましたから。IHならレトルトを温めるのも、パスタを茹でるのもあっという間。これなら「車内で料理するのは面倒だな」という人でも、楽しみながら続けられるはずです。
外食もいいですが、車内でじっくり調理するのは、最高の暇つぶしであり、最高のリラックスタイムじゃないでしょうか。
お財布にも優しいですしね。
まとめ:車中飯を格上げする3つの道具
- 熱源: ドリテックのIH「ミニチュラ」。コンパクトかつ高火力で、安全に調理が可能。
- 器具: ダイソーのフライパンとIH雪平鍋。万能蓋を合わせることで省スペース化。
- 炊飯: 1.5合炊きのマイコン式炊飯器。低電力で失敗なく、おかず作りと並行できる。
職場ではコストと時間に追われる毎日ですが、車中泊の夜だけは、これら3つの道具を駆使して、誰にも文句を言わせない自分だけのフルコース(と言っても焼肉と炊き立てご飯ですが)を堪能しています。
次回の週末は、このセットを持って実際にどこかへ出かけようかな。皆さんも、自分なりの「解放区」を車内に作ってみてください。それでは、また!

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