【夏の車中泊・後編】千葉・君津で川遊びと温泉を楽しむ|豊英大滝・奥米トンネル・小糸川温泉

真夏の車中泊では、暑さを避けながら、どこへ立ち寄って遊ぶかも悩みどころです。

千葉県の君津市を訪れたお話の後編となる今回は、山間部のキャンプ場で車中泊をした翌日に、川遊びを楽しめる「豊英(とよふさ)大滝」や「奥米(おくごめ)トンネル」、お気に入りの「小糸川温泉」へ立ち寄りました。

豊英大滝では、滝へ降りる際に感じた道の歩きにくさや滑りやすさ、奥米トンネルでは、車で通行していて焦ったお話、さらにキャンプ場では、テント撤収時に毛虫駆除に追われた出来事など、夏の山間部を訪れて分かったことをご紹介します。

テントの撤収は、思わぬ珍客を駆除しながら

朝食を終えたら撤収に入ります。

車中泊好きとはいえ、この食器を洗ったり片づけたりするのが、面倒くさがりの自分にとっては苦痛の時間。

仕事では気にならない雑務も、休日のゆったりと流れる時間を楽しみたい時には、ついつい作業がおろそかになって、食器のふき取りなども十分に行わないまま整理箱に収納する、なんてことをやっています。

一応最終的なテント周りの忘れ物やゴミなどのチェックは怠らないようにしていますが、手間のかかるテントの撤収作業などは、正にご免こうむりたい作業の筆頭。

そういうずぼら人間にとって、去年ゲットしたワンポールテントは設営・撤収が楽ちんでとても気に入ってます。

まだキャンプを始めたばかりの頃は、テントの設営だけで何時間もかかったりしていましたが、このテントならペグさえ打ち込めば、あとはポールを一本立ち上げるだけで完成です。

撤収もその逆をするだけなので、あっという間に完了、と思っていたら、テントの屋根に何やらゴミが。

「ゴミ・・?‼」と思ったら、何と毛虫!

気づけば一匹だけではなく、そこここに点在しています。

そういえばキャンプ場到着時、できるだけ日向を避けようと木々の生い茂る木陰に車を止め、テントもその近くに張ったんですが、まさかテントに毛虫が付いているとは予想外でした。

恐らく頭上の枝から落下してきたのだと思いますが、気づかず、そのまま折りたたんで車に積んでいたら、車の中に這い出してきたかもしれません。

デコピンで一匹ずつ取り除きながら、テントをくまなくチェックし、大急ぎで撤収しました。

今回のことで、木々の下にテントを張るときは、撤収前にテントの表面を一度確認したほうがいいと感じました。

皆さんも山間のキャンプ場ではどうかお気をつけ下さい。

「豊英(とよふさ)大滝」で自然を満喫

清流への道は足を滑らせないように

撤収を済ませたら、早速楽しみにしていた川遊びスポット「豊英(とよふさ)大滝」へ出発です。

キャンプ場からは大体10分ほどの距離と近いのですが、案内された場所に駐車場が見当たりません。

どうも専用の駐車場は設けられていないみたいで、少し戻ったところにある「和みの森駐車場」に車を置いて、そこから歩いて向かう事にしました。

5分ほど歩くと滝の入り口を発見、大滝まではここから300mとあります。

石の階段を上ってから、木々の根が張る山道を下っていきますが、ちょっと歩きにくいですね。よそ見していると躓いて転びそう。

また、岩場などはツルツルと滑りやすくなっていたりするので、注意が必要です。自分はいつも履いてる運動靴でしたが、サンダルや革靴など底が滑るような靴だと、ちょっと危険かな、と感じました。

豊英大滝は浅瀬で川遊びを楽しめる

降り切った場所はまさに楽園のような場所で、小鳥たちのさえずりがこだまする中、透き通った清流はキラキラと輝き、小さな魚たちが泳ぐ姿や、金色に光る砂底まではっきりと確認できます。

早速サンダルに履き替えて水に入ると、とても冷たくて気持ちが良い。

水深も、自分が歩いた範囲ではくるぶしあたりまでの浅瀬が多く、足を取られるほど流れの強い場所もほとんどありません。

ただ、深くなっている場所もあったので、子どもたちを遊ばせる場合には、実際の水深や流れを確認しながら、遊んでいい範囲をきちっと決めて、親たちが見守ることが大事だな、と思います。

そのまま少し上流の方へ歩いていくと、実際に子どもたちが遊ぶ声が聞こえてきます。

どうやら滝の上の岩場が川遊びのメインスポットのようで、子ども何人かと大人も楽しんでいるような姿が見えました。

自分は一人で来ていたこともあり、子どもたちが遊んでいる岩場まで入っていくのはやめて、ここで引き返すことにしました。

ほんのつかの間の川遊びでしたが、足元の小石をどけるとサワガニが驚いて飛び出てきたり、懐かしいオタマジャクシの姿を見つけて心が躍ったり、子どもの頃の楽しい記憶がよみがえってくるようなひと時を過ごす事が出来ました。

昔は田舎ならどこにでもあった風景だと思いますが、今では本当に限られた場所でしか見られないのが悲しいですよね。

このあたりは他にもキャンプ場が多いみたいですし、夏休みを利用してご家族で遊びに来るには、おススメの場所だと思います。

「奥米(おくごめ)トンネル」でスリルを味わう

続いて向かったのは、房総半島の山並みを一望できるという「鹿野山九十九谷展望公園」。

途中、三島湖近くにある「奥米(おくごめ)トンネル」というところを通っていきます。

このトンネルは素掘りで、ゴツゴツとした岩肌がむき出しになっているのが特長です。

何でも、ジブリ映画の「千と千尋の神隠し」に出てくるトンネルを彷彿とさせるそうですが、実際に車で入ってみると、中は思ったよりも広く、しかも短くてあっという間に終わってしまいました。

ただ、そのすぐ先にもう一本トンネルが控えていて、こちらの方は先ほどのトンネルより長く、薄暗くて、道がくねっている為に先が見えないなど、さすがに本物っぽい独特の雰囲気を漂わせていましたが、ただ実際に冷や汗をかいたのはその道幅の狭さです。

何とか車2台が、ぎりぎりすれ違えるかどうか、ぐらいの幅しかなく、正直、「対向車来ないでくれ~」と祈りながら運転していました。

幸い他の車に出くわすこともなく、ホッとしましたが、皆さんも車で通る場合は、トンネルの雰囲気だけでなく、道幅の狭さにも十分注意して運転してください。

真っ黒なお湯の「小糸川温泉」で旅の疲れを癒す

展望公園で、見晴らしの良い景色に心癒された後は、ちょうど近くに来たついでにお気に入りの「小糸川温泉」に寄っていく事にします。

自分がここを気に入っているのは、お湯もそうですが、飾らない雰囲気だったり、落ち着いた居心地の良さだったりが、旅の疲れをじっくりと癒してくれるから。

これまで休館日(訪問時は毎週火、水、木)に重なることが結構あって、その度に残念な思いをしていましたが、今日はラッキーでした。

ただ、営業時間や休館日は変更される可能性もあるので、訪れる前に最新情報を確認しておいた方が安心ですよね。

お湯は、黒湯温泉というだけあって、まるで墨汁を溶かしたような真っ黒でぬめりのあるお湯が沸き出ています。臭いは感じませんが、肌触りが心地よいので気に入っています。

ただ、浴槽は小さめ、洗い場も2つ、脱衣所も大きくありません。

なので、混雑時には順番待ちを余儀なくされたこともありますが、今回は時間も早かったせいで、自分以外にお客は殆どおらず、湯船をほぼ独り占めすることができました。

入浴後は誰もいない休憩所で、昔ながらの扇風機の風にあおられながら、風にそよぐ木々の枝をぼんやりと眺める至福の時間。

旅の疲れをゆっくりと癒す事ができました。

まとめ

  • 今回は木々の生い茂る木陰にテントを張ったところ、テント表面に複数の毛虫が付いていることに気づいた。山間部で木の下にテントを張る際は、撤収前にテントを確認しておくと安心
  • 「豊英大滝」では自分が歩いた範囲に浅瀬が多く、夏の川遊びをしている子どもたちの姿も見られた。ただし、深い場所もあるほか、滝までの道には滑りやすい岩場や木の根があるため、現地の状況を確認し、歩きやすい靴で訪れるなどの注意が必要
  • 「奥米トンネル」は、素掘りの岩肌が残る独特な雰囲気が印象的。ただ、道幅が狭いので、車で訪れる際には対向車には気を付ける
  • 「小糸川温泉」は、真っ黒なお湯と古民家のような佇まいが印象的な温浴施設。入浴後は広々とした休憩所で扇風機にあたりながらゆっくり過ごすことができ、今回の旅の最後に立ち寄る場所として自分には心地よかった

今回の、千葉県君津市周辺エリアの旅では、車中泊翌日に豊英大滝で川遊びをしたり、奥米トンネルを車で通ったり、最後に小糸川温泉へ立ち寄ったりしました。

暑さの厳しい時期でも、涼しい場所や自然の中に立ち寄ることで、車中泊と組み合わせた楽しい過ごし方ができるものですよね。

ただ、夏の山間部は天候の急変や足元の滑りやすさ、虫などにも注意が必要です。川や山道を訪れる際は、その日の天候や現地の状況を確認し、無理のない範囲で楽しむことをおすすめします。

尚、前編では、今回利用したキャンプ場でのカヤック体験や、焚火で作った夏野菜キーマカレー、エアコンなしで過ごした夜の車内環境について紹介しています。

今回の旅の前半を、どのように過ごしたか気になる方は、前編もあわせてご覧ください。

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