皆さんこんにちは。50代副料理長です。
いやあ、もう9月になるっていうのに、外はめちゃめちゃ暑くないですか?本当に。自分は毎日、厨房の熱気と戦っているわけですが、休日の車中泊でもこの暑さは天敵です。
秋とはいえ、やっぱりクーラーがないとなかなか車中泊って難しい。
実は自分、据え置き型のポータブルクーラーも持ってはいるんです。でもね、あれって意外と場所を取るし、設置して、排水用のホースをこう色々回して……っていうのが、正直言って面倒くさがりな自分にはハードルが高いんですよ。
おまけに消費電力がかなり激しかったので、最近はすっかり出番がなくなっていました。でも、そんな悩みを一気に解決してくれる「最強のポータブルクーラー」を、今日ついに自分の愛車に付けてみました。
今回実際に使っていくのは、ポータブルクーラーの「イージークール」というモデルです。こいつがどれほどのものか、じっくりと試していきたいと思います。
窓に取り付ける新発想。デザインも「相棒」感たっぷり
今回のタイプは、よくある床に置くタイプじゃなくて、窓に直接取り付けるタイプのクーラーなんです。これ、車内の限られたスペースを有効活用したい軽バン乗りにはたまらない仕様ですよね。
12Vのタイプと100Vのタイプがあるんですが、ポータブル電源で稼働させることが可能とのこと。
今回自分が手に入れたのは、綺麗なカーキ色のモデルなんですが、自分が普段愛用しているポータブル電源の色もカーキ色なので、並べた時のデザイン性もすごく高くなりそう。
道具にこだわる料理人としては、こういう「統一感」って、性能と同じくらいモチベーションに繋がる大事なポイントなんです。
冷気は本体の正面から吹き出す形。
サイズ感も、実際に手で触ってみると「うん、これくらいなら」という納得のボリュームになっています。
DIY初心者でも安心。10分で完了する驚きの設置術
さて、気になる設置方法ですが、これが実にスマート。車のパワーウィンドウを活用する仕組みなんです。
製品にはゴム製のカバーが一緒についてきます。
エアコン本体と、この隙間を埋めるカバー、これらがセットになっているんですが、これを自分の車の窓の形に合わせて少しカットしなければなりません。
ただ、準備といえばそれだけ。
要は、窓枠に対して本体を掛けているような感じなんですね。外側の室外機側と繋がる隙間だけをこの専用カバーで埋めてしまって、あとは引っかけておくだけっていう感じ。
「え、これだけでいいの?」と思うかもしれませんが、本体がそもそも窓の傾斜に合うような形になっているので、あとはググッと這わせて上げれば、しっかり密閉されるんです。なるほど、これはよく考えられているなと感心しました。
車種ごとにカバーを買い直す必要もありません。同梱されている素材を自分でカットして合わせるスタイルなので、本当に自分だけの「専用枠」が作れるわけです。
ハサミでピッと切って、窓がどれくらい上がるかなというところで採寸するだけ。
日曜大工が趣味の自分にとっては、むしろこういうちょっとした調整が楽しかったりします。全然難しくないので、全車種対応と言ってもいいでしょう。
自分と同じハスラーやハイゼット、エブリイはもちろん、スペーシアやアトレーといった人気車種でも問題なく使えるはずですよ。
低電力の衝撃。ポータブル電源で何時間戦えるか?
一番気になるのは、やっぱり「どれくらい持つのか」ですよね。どうやらこのイージークール、消費ワット数がかなり少ないらしいんです。
一般的な車載用クーラーだと、大体500Wくらいガツガツ消費していくものが多いんですが、これはなんと200W程度。正直、1000Wクラスのポータブル電源があれば、計算上は6時間くらい持ちますよ、と聞いています。
排水については、本体からドレンホースが一本出ているので、それを外にタランと出しとくだけで大丈夫。ただの水の通り道なので、場所を選ばず使えます。
自分も早速、助手席側に取り付けてみました。すっぽりはまるようにあらかじめ型取ってあるカバーを、グイッとはめ込んでいきます。
完全に窓を上げ切る前に、カバーを微調整しながらはめ込むのがコツですね。多少の歪みは出ますが、奥までしっかり入って密閉されていればOK。自分用ですから、そこまで神経質にならなくても「大体いい感じ」なら合格です。
結局、取り付けにかかった時間は10分くらい。慣れてしまえば5分もあれば終わるでしょう。あとはポータブル電源とドレンホースを繋ぐだけです。
コンパクトなのに「冷房」の実力は本物だった
設置完了。改めて本体の長さを測ってみると、横が33cm、高さが24cm、奥行きが17cm。実にコンパクトです。
特に嬉しいのが、太い排気ホースを振り回さなくていい点。あの巨大なホースがあると、運転席や助手席のスペースが潰れてしまいますからね。軽自動車ユーザーにとって、この「居住スペースの確保」は死活問題なんです。
では、スイッチオン!
おお……結構静かですね。そして、涼しい!やばい、めちゃめちゃ涼しいです。まずはマックスモードで試してみますが、冷気の勢いが違います。
モードは「エコ」「ナイト」「マックス」の3種類。今、最大風量のマックスで動かしていますが、ポータブル電源の表示を見ると消費電力は222W。本当に低い。これなら夜通し使うのも現実的ですよ。
ただ、一つ気付いたことも。前席で浴びる分には最強に涼しいんですが、後部座席に移動してみると、少し風が届きにくいかなという印象です。涼しいことは涼しいけれど、直接風が当たらない分、少し物足りない。
そこで、サーキュレーターの出番です。こいつで冷気を循環させてあげると、一気に車内全体が冷える感じがします。これぞ料理と同じで、「効率的な循環」が肝心というわけです。
1時間の至福。静音性と消費電力のリアルな検証
せっかくなので、このまま1時間ほど車内で過ごしてみることにしました。久しぶりに、仕事も家族との喧嘩も忘れて(笑)、ゆっくりとした時間を過ごします。
ファミリーマートで買ってきたファミチキとおにぎり、そして大好きな飲み物をお供に。いただきます。
使っていて一番驚いたのは、その「静音性」です。
一般的なスポットクーラーって「ゴォーッ」という音が結構響くものですが、このイージークールは本当に静か。これなら、隣に他の車がいるキャンプ場でも気兼ねなく使えそうです。ああ、快適だ……。
さて、約1時間が経過しました。 ポータブル電源の残量を確認すると、100%から75%まで減っていました。最初はマックスでガンガン冷やしましたが、途中からは風量を落としていたので、1時間で25%〜30%くらいの消費ですね。
自分の持っている電源だと3、4時間くらいでしょうか。
もっと大容量のものや、RVパークの電源サイトを使えば、もう無敵でしょう。排水も、1時間でコップ半分くらいは出ていたので、しっかり除湿してくれている証拠です。
まとめ:車中泊の「暑さ」に対する最終回答
- 窓枠設置型なので、貴重な車内スペースを一切潰さない
- 消費電力が約200Wと極めて低く、ポータブル電源との相性が抜群
- 10分以内で誰でも設置・撤収が可能で、全車種に対応
- 静音性が高く、夜間の睡眠や周囲への配慮も完璧
- 価格は17万8,000円。長く使う「相棒」としては納得の投資
このイージークール、正直言ってかなり「買い」なアイテムだと思います。 確かに17万8,000円という数字だけ見れば安くはないかもしれません。でも、窓枠を作り込んだり、20万円以上する大型システムを導入することを考えれば、この手軽さと性能でこの価格は、かなりお安い方なんじゃないでしょうか。
特に我々のような軽自動車乗りには、この「場所を取らない」というメリットが何物にも代えがたい。ネット販売はしておらず、専門店のみの取り扱いだそうですが、直接説明を聞いて納得して導入できるのは安心です。
明日の朝もまた5時起きで、コストカットの資料と格闘する日々が始まります。でも、週末にこの「キンキンに冷えた自分だけの部屋」が待っていると思えば、少しは足取りも軽くなるというものです。
皆さんも、熱中症にはくれぐれも気をつけて、最高の車中泊ライフを楽しんでくださいね。


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