こんにちは。50代副料理長です。
普段の仕事では衛生管理に人一倍うるさい私ですが、車中泊となると話は別??、、、とはいきません。
車中泊ファンの皆さんが最も頭を悩ませる問題の一つに「トイレ問題」があると思います。
私も基本は公衆トイレのある場所を選びますが、冬場は閉鎖されてたりして、絶景スポットでの車中泊を諦めることも数多くありました。
そこで今回、より車中泊場所の自由度を上げたいという事で「ポータブルトイレ」を購入。実際に小田原の海岸で使って、使い勝手や匂い、後処理の手間まで確認してきました。
職場でも「段取り」を重視する私ですが、その実力と衛生面はいかほどか。今回も最後までお付き合い下さると嬉しいです。
トイレ探しからの解放:場所を選ばない自由
今回やってきたのは、小田原の酒匂(さかわ)海岸。
駐車場の目の前に海があるという、素晴らしいロケーションなんですが、残念ながらお手洗いがありません。以前の自分なら、この段階で一泊は諦めていましたが、今回はAmazonでゲットしたこちらのポータブルトイレがあります。
3,000~4,000円ほどのお値段で手に入ります。
あと、ホームセンターにあった凝固剤と汚物入れがセットになった商品、それに100均で見つけた消臭機能付きのポリ袋なんかも準備しています。
以前体験した、「刈谷ハイウェイオアシス」の「1億円トイレ」とは、対極の位置にあるトイレだと思いますが、これらを使ってちゃんと使用することが出来るのか、匂いとかゴミとかがどうなのか、その実力を検証していきたいと思います。
まずは組み立て。プラスチック製でパタンパタンと組み立てるだけですが、座ってみると驚くほど安定しています。災害時には踏み台や椅子としても使えるみたい。これなら最近、ちょっと太り気味になった自分の体重を預けても安心です。
使わない時はコンパクトに畳んで収納できるし、料理人的にも「整理整頓」が捗って嬉しいポイントだな、、と感じました。
初体験「車中尿」:凝固剤の魔法とリアルな感想
夕食を終え、いよいよポータブルトイレの出番がやってきました。
- セッティング: トイレに汚物入れを被せ、中に凝固剤を投入。
- 使用感: 人生初の車中トイレ。座り心地は至って普通、快適です。
- 処理: 液体が瞬時にぷにぷにのゼリー状に固まりました。「あったかい……」と感じるのも、車中ならではの生々しい体験ですね(笑)。
ここでプロとして気になるのが「匂い」です。
私は念のため、汚物入れをSeriaで見つけた「消臭機能付きポリ袋」に入れるなどして二重に密閉。
その日は窓を閉めたまま就寝し、翌朝まで車内で過ごしましたが、起床後に鼻を近づけて確認してもビニール袋の匂いしかしませんでした。車内全体にも気になる臭いは残っておらず、衛生面を気にする私でも安心できるレベルでした。
これには何と言うか、衛生管理にうるさい私も脱帽でしたね。
正直、革命と呼べるかもしれません(笑)。
副料理長が教える「運用」の注意点
非常に便利なアイテムですが、実際に使ってみて気づいた注意点もあります。
- ゴミのボリューム: 1人で1泊3回使用しただけで、結構なボリューム感となりました。これが2人旅だったり連泊だったりすると、2倍、3倍と膨らむ訳ですから、車内でのゴミの保管場所をしっかり確保しておく必要があります。
- 「大」のハードル: 強度的には可能だと思いますが、後処理の心理的抵抗や衛生面を考えると、取り敢えず「小」専用と割り切った方が良さそうです。あくまで「緊急避難用」として備えておくのが精神衛生上もおススメです。
- ゴミ捨てのルール: 凝固剤で固めた尿は、基本的には「燃えるゴミ」として処分できますが、自治体によって分別方法が異なる場合もあるため、利用する地域のルールに従って処分することが大切です。
また、組み立ても簡単で手間いらずなんですが、一回一回使う前に汚物入れをセットしなければならないのが面倒と言えば面倒かも。
使用後に、次のをセットしておく、なんて使い方もアリかもしれませんね。
ポータブルトイレ導入のメリットまとめ
- 自由度: トイレの有無に関わらず、好きな場所で車中泊ができる。
- 安心感: 夜中や雨の中、外のトイレまで歩かなくて済む。
- 衛生面: 凝固剤と消臭袋で適切に密閉すれば、実際に一晩使用しても車内の臭いはほとんど気にならない。
- 利便性: 組み立ても収納も簡単。非常時の備えとしても優秀。
いかがでしたでしょうか。
トイレ付きのキャンピングカーでなければ、車中泊でのトイレ問題は、常につきまとう大きな問題だと思います。
特に女性の場合なら、なおさら。。。
検証しながら、思わず車中泊しながら日本一周を成し遂げたご夫婦の話を思い出してしまいました。
関連)【体験談】車中泊で日本一周した夫婦が語る「8つの欠点」とリアルな本音
ポータブルトイレは、快適装備というより「安心を買う道具」だと思います。
特にトイレのない海岸や冬季閉鎖の多い場所では、これがあるだけで行き先の選択肢が大きく広がります。
私自身、以前なら諦めていた場所でも車中泊できるようになり、自由度が一段上がったと感じていますし、余計な心配をせず、旅を心行くまで楽しみたいなら、防犯上の観点からも、一度購入を検討してみても良いかもしれませんね。



コメント