コストカットなしの広さ?新型アトレーを車中泊仕様で使い倒してみた徹底レビュー

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こんにちは。50代副料理長です。

今朝も5時過ぎには厨房へ入り、仕込みを終えてきました。大手ホテルの副料理長なんて肩書きはあっても、現実はコストカットの数字と格闘する毎日。そんな中で、メーカーから「自由にレビューしていい」と新型車を借りられるなんて、まるで夢のような休日ですよ。

今回は、CM出演の縁もあってお借りしたダイハツの新型「アトレー」を、車中泊好きの視点で徹底的にチェックしてきました。厨房の板挟みから解放され、広々とした車内で飲むコーヒーは格別でしたね。

期待の新星!新型アトレーと対面

実はこの度、(端役ではありましたが)先日発売されたばかりの新型アトリー(アトレー)のCMに出演する機会を頂きまして。

撮影現場ではじっくり写真を撮る余裕がなかったので、どこかで撮影できたらいいなと思っていたところ、なんとダイハツさんから「使い道は自由だ」と融資(車両貸出)を受けることができました。

自分はブロガーを名乗ってはいますが、正直、乗り物の専門的な紹介はあまり得意ではありません。 でも、「この車を宿泊用に改造したらどうなるか?」という視点なら、僕の得意分野です。

メーカーからも「何の忖度もなしに思ったことを伝えていい」と言われているので、ガチの本音でお伝えしたいと思います。

驚きの「フルフラット」への変形ギミック

早速、荷室を見てみましょう。 2列目シートは一見すると薄すぎて、「これ、本当にフラットになるのかな?」と少し不安になります。 実際に座ってみると、薄いわりに座り心地は悪くない。身長170cmの自分が座ってもかなり快適で、4人乗車での移動も楽そうです。

でも、本番はここから。車中泊をするなら、シートを倒してフルフラットにする必要があります。 まず、大きなヘッドレストを取り外します。これ、座面クッションと同じくらいのサイズがあって笑っちゃいました。

シート側面のレバーを引き、背もたれを倒して、背面の紐を引っ張りながら床下に収納する。 片側10秒もかかりません。これ、厨房の仕込みよりずっと速いですよ(笑)。 外したヘッドレストは、窓の部分の隙間にぴったり収納できる設計。目隠しマットの固定にも使えそうで、実によく考えられています。

1.95mの解放感!垂直な壁が作る「箱」の力

完全にフラットになった室内は、まさに「動く部屋」です。 カタログ値では室内長1.82mとされていますが、フロントシートを一番前までスライドさせれば、実測で1.95mから2.0m近いスペースが確保できます。

軽自動車の枠で2mの長さが取れるのは、本当にすごいこと。 さらに驚いたのが「壁」です。 普通の軽バンは天井に向かって少し窄まっているものですが、新型アトレーは壁が垂直に立っている。 だから四角い箱のような空間で、数字以上の広さを感じます。

中に入って背筋を伸ばして座っても、頭上にはあご紐が2本通せるくらいの余裕がある。 開放感が最高ですね。170cmの自分が横になっても、足元にも頭上にもたっぷりと空間があります。 平らで背中が気持ちいい。これなら大掛かりな改造なんて必要ありません。

料理人目線でチェックする「換気と調理」

さて、車内で過ごすなら欠かせないのが「調理と換気」です。 新型アトレーの窓は外側に開く「ポップアップウィンドウ」になっています。 指3本分くらいの隙間が開くので、換気性能自体は悪くなさそうです。

ただ、料理人の視点からすると少し気になる点も。 窓に換気扇を取り付けるスペースが狭いことと、雨が降った時に雨水が入り込みそうな形状であること。 本格的に料理をするなら、バックドアを開けて外でするか、匂いの出ないマイルドな料理に留めるのが正解かもしれません。

収納面では、フロント天井に広々とした棚があります。 座ったままティッシュやアイマスクを取り出せるのは、面倒くさがりの自分には最高にありがたい装備です。

標準オプションの「魔法のボード」でテレワークも

この車には、側面に板を差し込める「溝」があります。 ここに35cm×130cmほどの板を置けば、あっという間にデスクが作れます。 12V・120Wのアクセサリーソケットも近くにあるので、車載冷蔵庫を置いて食材を冷やしておくのにもぴったり。

さらに、メーカー標準オプションの「特別なボード」を設置してみましたが、これがまた素晴らしい。 ガタつきが一切なくて、高さもちょうど良いんです。 ここでテレワークをしたり、収納ボックスを下に置いて、座ってリラックスしながら料理をしたり。 調理器具や紙皿を整理して、冷蔵庫から食材を取り出しながら調理する……まさに理想の厨房です。

まとめ

  • 2列目シートの床下収納は片側10秒。あっという間に完全なフラット空間が完成する。
  • 垂直な壁の設計により、室内長は約2.0m、幅1.24mの広大な「四角い箱」を実現。
  • ポップアップ窓は換気には良いが、本格調理のファン設置には工夫が必要。
  • 標準オプションのボードを活用すれば、車内が即座に機能的なデスクや調理台に変わる。

今回はコーヒーを淹れるだけになってしまいましたが、それでも天井の高い開放感の中で過ごす時間は最高でした。猫舌の自分がクールに(?)コーヒーを飲む姿、同僚には見せられませんがね(笑)。

メーカーさんはこの車を「宿泊」にかなり力を入れて作ったんだな、と肌で感じることができました。車内はフラットで、サービスホール(穴)もたくさんある。若い人たちが自分流にカスタムして遊ぶのにも最高の一台でしょう。

次回は、借りた車に匂いがつかないよう気をつけつつ、実際に一泊してみたいと思います。仕事の板挟みで疲れた心を、この広いアトレーで癒してきますよ。それでは、また次のブログでお会いしましょう!

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