お疲れ様です、50代副料理長です。
実は先日、キャンプ仲間から、軽キャンピングカー「バディ108」に半年乗ってみた感想をじっくり聞く機会がありました。
話を聞いて印象的だったのは、「狭い道でも気兼ねなく走れる機動力」や「わずか3分で設営できる手軽さ」といった大きな魅力がある一方で、「高速道路での横風」「後部への乗り降りのしづらさ」「燃料タンクの小ささ」など、実際に使い続けて初めて分かる悩みもあったことです。
自分も車中泊を楽しんでいる立場として共感できる部分が多く、「軽キャンならではのメリット・デメリット」が非常によく伝わってきました。
今回は、その方の半年間の実体験をもとに、私自身が感じたことも交えながら、バディ108の長所と短所を分かりやすく紹介します。
最高① 軽自動車ならではの機動力
彼がまず熱弁していたのが、軽自動車ならではの取り回しの良さです。
狭い路地や住宅街、比較的スペースの限られた駐車場でも扱いやすく、普段使いからキャンプまで幅広い場面でその便利さを実感しているそうです。
東京に住んでいると、狭い路地や駐車場で苦労する場面も少なくありません。でも軽自動車(バディ108)なら、細い道でも比較的取り回しがしやすく、運転時の心理的な負担が少ないと話していました。
狭い道での人とのすれ違いや、電柱や木の枝、立体駐車場の高さ制限も気にならないし、スーパーの駐車場だって余裕です。
「キャンプの時だけじゃなく、普段使いでストレスがないのが一番の心の余裕になる」という言葉には、自分も思わず頷いてしまいました。家の狭い駐車場でタイヤ交換までできちゃうのは、軽ならではの特権ですよね。
最高② キャンプのハードルを壊す「3分設営」
2つ目に彼が感動していたのが、設営と撤収の速さ。昔は1時間かけてテントを張っていたそうですが、今はエンジンを切ってカーサイドタープを広げるだけ。
実際に車内を見せてもらった時、荷物の配置やタープの展開の手際を見ていて「確かにこれは楽そうだな」と感じましたが、わずか3分で自分だけの時間が始まる心地よさは、言わずもがな、でしょうね。
また、撤収は特に利点が大きいです。
翌朝、重い腰を上げてテントを畳むあの「儀式」がありません。
私自身は軽バン車中泊ですが、テント設営の経験もあるので、撤収の手間がほぼ無いという話には強く共感しました。
ゆっくりコーヒーを飲みながら余韻を楽しんだ後、帰り際にタープをサッとしまう。この撤収のストレスから解放されるってのは、最大のギフトでしょうね。
自分も、職場の宴会後の片付けで何百回も感じていますが、準備より撤収が楽な方が絶対有難いです。
だからこそ、3分で片付くという話には思わず納得してしまいました。
最高③ 登山者にとっての「天国」
彼は登山もよくやるんですが、バディ108は「最強のベースキャンプ」でもあるんだそうです。
通常登山する上で一番の大敵と言われるのが寝不足や疲れなんですが、バディ108なら、登山口の近くで前夜から泊まれるので、寝不足や運転疲れを気にせずアタックできます。
特に下山後、ヘトヘトで車に戻ってきても、すぐに横になれるというのは、まるで「天国」に来たようだと言っていました。
人目を気にせず着替えたり、涼しい車内で冷たいお茶を飲んだり。
この点、ただの軽バンだと、なかなか難しい面もありますが、バディ108なら楽ちん。こうした「バッファー」があるだけで、彼の趣味の質もガラリと変わったそうですよ。
自分にとっても、軽キャンは登山との相性が良いって話は目から鱗でしたね~。
最高④ どこでも自分に戻れる「街角のリビング」
そして、一歩車内に入ればそこは「第2のリビング」。用事の合間や待ち時間にカフェを探す必要もありません。
実はこの車、目隠しマットなどを施さなくても、外からは車内の様子がほとんど見えないそうです。なので、中にいて外の人と目線が合う、なんて決まずいこともないんだとか。
人目を気にせず昼寝をしたり、お気に入りの本を読んだり。
ドアを閉めた瞬間、自分だけの静かな時間を過ごせる。日常の中に「いつでも自分に戻れる場所」があるって、我々世代には本当に大切ですよね。
微妙① 高速道路での「冷や汗」
ここからは、彼が「どうしても伝えたい」と言っていた微妙なポイントです。
まず一つ目は高速道路です。自分も経験していますが、加速自体は特に問題なくても、横風や大型車に追い抜かれる時の挙動には、今でも緊張が走ります。
「風の強い日は、煽られて車線逸脱防止支援システムが頻繁に作動する」なんて話は、大型車を運転されている方には余り実感が湧かないかもしれません。
軽自動車あるあるですが、街乗りが快適な分、高速の走りには少し物足りなさを感じてしまいますよね。
微妙② 正解が見つからない「靴問題」
2つ目は、軽キャンならでは、、??後部への乗り降りのしづらさです。
扉が小さく入口が狭いので、どうやって靴を脱いで上がるのがベストなのか、半年経っても答えが見つかってないそうです。
外で靴を脱いで、中へ入ってから体の向きを変えて、靴を拾い上げるようにしていますが、たまにバランスを崩して地面に素足をついてしまうことも。外に靴を脱ぎっぱなしにするのも有りですが、その場合後ろ向きで降りて靴を履く必要があって、どうにも微妙。
最近は「土足で上がって中で脱ぐ」スタイルを試しているそうですが、「これが正解なのか?」と苦笑いしていました。
微妙③ 謎の「新車特有のニオイ」
3つ目は、車内の匂い。原因は特定できていないそうですが、家具の接着剤や新車特有のオイルっぽい匂いがまだ残っているとのこと。
オートバックスで買ったヒノキのチップを置いて対策しているそうですが、「ようやく少し収まってきたかも」と言っていました。料理人としては香りは大事な要素なので、早く解消されるといいなと思います。
微妙④ 「ガス欠」との戦い
最後はガソリンタンクの小ささ。軽キャンは満タンで約35L。平均燃費がリッター14kmだとしても、高速や山道ではグンと落ちます。
「東京と長野県松本市の往復が持たない感覚」だそうで、メーターがみるみる減っていくのを見ていると、普通車では味わったことがない「ガス欠の緊張感」に襲われるとか。
山奥に入る前は、必ずガソリンスタンドを調べる習慣がついたそうです。
まとめ
- 軽ならではの機動力と「3分設営」が、キャンプを圧倒的に身近にする
- 登山口での前泊や下山後の休憩など、趣味の「拠点」として非常に優秀
- 車内のプライバシー性が高く、都会の隙間時間で自分を取り戻せる
- 高速でのふらつきや給油の頻度など、軽自動車ゆえの限界も存在する
- 靴の着脱や新車時の匂いなど、使ってみて初めて分かる細かな悩みがある
彼と話して思ったのは、どんな車でも「完璧」なんてないんだなということ。
ただ、印象に残ったのは、彼が不満を口にしながらも、その都度工夫を重ねていたことです。
靴の脱ぎ方や給油タイミングなど、小さな不便はあるものの、それ以上に「自由に遊べる時間」を手に入れた満足感の方が大きかったのかもしれません。
結局、軽キャンの魅力って、装備の豪華さばかりに目が行きますが、「好きな場所に自分の居場所を持ち運べること」なのだと思います。
ただ、それを言うなら、何も軽キャンユーザーに限った話ではなく、車中泊を愛する者なら誰もが感じる一番の魅力なんですけどね。
皆さんの周りにも、軽キャンならではの「あるある」や、独自の工夫をしている方はいませんか?もし「こうすればもっと快適になるよ」というアイデアがあれば、ぜひ教えてください。彼に伝えてあげたいし、自分も参考にしたいです。
ちなみに、2000万円超えという破格なお値段の本格的キャンピングカーについても、以前レビューしています。
興味のある方は、是非チェックしてみて下さい。
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